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2006年2月9日 061号  音として英語を学ぶ

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寒い日々が続きますが、みなさん風邪などひいていませんか?モモスケは底冷えする冬の夜、今でも必ず思い出してしまう事があります。

 

あれは、友人を訊ねて短期でおとずれたボストンでのこと…。

無謀にも防寒具をあまり用意しておらず、薄手のコートだけで氷点下の街を歩き廻っていたのが災いし、鬼のような腹痛に襲われてしまいました。あまりの痛さに「ただの腹痛じゃないかも…」と不安になり、友人に車で近くのクリニックに連れていってもらったのです。

 

海外の病院は初めてで緊張していたのですが、気の優しそうなお爺さん先生に迎えられ、まずは一安心。と思ったのもつかの間、そこから予想外のピンチに襲われたのです。

 

そう…。 英語が通じない!

 

当時のモモスケ、日常英会話くらいはできると自負していましたし、買い物やレストランでも不自由しない英語力があると信じていました。ところが! 英語が通じない!!いえ、正確にはモモスケの英語がまったく通じないのではなく

 

 「stomachache」=腹痛

 

という一番大事な単語がぜんぜんわかってもらえないのです。なぜ?ナゼ?何故?と頭の中をクエスチョンマークで一杯にしながら、言い方やイントネーションを必死で変え、説明するモモスケ。それでもダメ!プライドを捨て、仕方なくお腹を指差し、pain! pain!と子供のように大騒ぎすると

 

ああ、スタマックエイク(stomachache)ね…。

 

と先生が呟いたのです。

 

え?

ストマックエイク?

スタマックアチェ、じゃないの?

 

そう…。

恥ずかしながらモモスケ、単語の綴りから勝手に スタマックアチェ だと信じ、発音を覚えていたのです。(ほんとに恥ずかしい!!)呆然自失状態で診察を受けるモモスケ!しかも結局はただお腹が冷えただけとのこと…。赤面状態から覚めやらず待合室に戻ると、そこで待っていた友人にアチェ!アチェ!って声が聞こえてくるから『お前、日本人だろ。カンフーしてみろよ!』と脅されてるのかと思ったよ!と大笑いされました。

 

けれど、これ、笑い事ではありません。

英語を勉強されている皆さんは、話せる、話せないに関わらず、かなりの数の英単語を「読み・書き」できることと思います。でも、冷静に考えてみてください。その中で実際「どうやって発音されるのか」ちゃんとネイティブの英語を通じ学んだものはどれくらいあるでしょう?たとえばこれ!

 

been

 

beの過去分詞です。現在完了で使いますよね?これ。これを見た瞬間、ビーン と読んじゃう人って多いはずです。だってそう習ったはずだから。もちろん ビーン でも通じると思いますが、モモスケいつもネイティヴの友達からbeen の発音が悪いと指摘されます。ネイティヴたちは弱く短く(あえてカタカナで書くと) 

 

ベン  

 

と発音しています。確かに辞書で発音記号を見てみると、弱形発音ではベンに近い音です。ビーン と発音するとbeing みたいだと言われるのです。

 

日本の従来の英語教育で育っていると、このように「書かれた英語」と「話される英語」が知らず知らずに別物になってしまいがちです。だから皆さんも、読めるし、書けるから『わかったつもり』でいる英単語を、もう一度、ネイティブの本当の発音を通じてチェックしてみるのもいいかもしれませんよ。その為には、英単語のスペリングから覚えるのではなく、「自然な英語」を聴きつづけ、「音として英語を学ぶ」ことがとても大切です!

 

そう、モモスケみたいにお腹が痛くなっても、困らないように…(涙)

 



ほんじゃまた (^◇^)ノ

 


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