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2006年8月24日 074号 英語の呼称は心の距離
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モモスケが外資系企業で働いていた頃のこと。
上司や同僚、そして年齢の近い部下に対して「〜さん」と「さん」付けで呼ぶ社内の風習がありました。佐藤部長は「佐藤さん」。同僚の田中は「田中さん」。
聞くところによれば、実力主義による上限逆転が激しい社内環境ゆえ、昨日まで呼び捨てにしていた同僚の田中が部長に大抜擢!今日から急に「田中部長」とは呼びにくいだろう…との判断から、誰が偉くなってもいいように、普段から「さん」付けで呼ぶ風習が生まれたとか…。なるほどですね〜。
しかも面白いことに、この風習は外国人に対しても同様で、 Carter-san とか Thompson-san のように、日本語の「〜さん」をそのまま付けて呼んだりもして、国籍問わず、みんな「〜さん」付け。
ところがこれがさらにエスカレート!そのうち David-san とか Karen-san なんて呼んだりするようにもなり、何でもかんでも「〜さん」を付ければいいような運用にもなってきたのを覚えています。日本語では 太郎さん とか 花子さん のように、姓ではなく名前にも「〜さん」を付ける場合がありますので、おかしくはありません。
しかしここでチョットした勘違いが出てきて、「〜さん」=「Mr. or Mrs.」という認識から Mr.David とか Mrs.Karen のような誤った表現をしている社員も出てきました。Mr.や Mrs.はファミリーネームに使うのが正解で、ファーストネームに使うのは正しくありません。ファーストネームで呼ぶなら、そのまま、David とか karen と呼ぶのが正しい表現ですよね。
以前から言われていることですが、日本人にとって名前を呼び捨てにすることは不躾な印象があり、なかなかファーストネームだけを呼ぶには抵抗があります。しかし日本語の【呼び捨て】と英語の【ファーストネームで呼びあう】こと
は、基本的に意味が異なるものです。家族という集合体の中の一員ではなく、個人として尊重しお互いの距離を近
づけるために【ファーストネームで呼びあう】こともしばしば。
日本では誰に対しても「〜さん」と呼ぶのが、もっとも自然体の丁寧さがあるように感じます。なのでモモスケも丁寧さを強めるために、以前Mr.で呼んでいた仲間がいました。しかし彼曰く「慇懃無礼な印象があるのでやめた方がいいよ」とのこと。彼にとっては、モモスケがMr.で呼ぶたびに、心の壁を感じていたそうです。
皆さんも仲良くなった際は、Please call me Momosuke! と伝えてはいかがでしょうか。?
女子高生が「ケイコ!カラオケ行こ」と言っているのを耳にし、このノリが心の距離がないことの証明なんだなぁ…と思ったモモスケなのでした。
ほんじゃまた (^◇^)ノ
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