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2007年7月6日 094号  絶滅の原因は「言葉」?

 

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モモスケの大好きなコンサルタントで、藤村正宏先生という方がいます。

たくさんの本も出されている有名な先生なのですが、この先生の講演も、また面白いんです!

 

この藤村先生が以前講演で話されていた話題

 

私たちの祖先はホモサピエンスと言われています。でも進化の歴史を見てみると、私たちの祖先、ホモサピエンスと同等の知恵を持ったネアンデルタール人という絶滅してしまった種も存在します。ネアンデルタール人はホモサピエンス同様に、石器も使い火も使い、脳の大きさもホモサピエンス同等だったのに、なぜホモサピエンスだけが現在まで生き延び、ネアンデルタール人が絶滅してしまったのか、これが大きな謎でした。

 

その謎が最近明らかにされました。ホモサピエンスとネアンデルタール人が決定的に違っていたこと。それは声帯の位置だったことが判明したのです。声帯がノドの上にあったネアンデルタール人は、明確に【音】を使いわけることが出来ず、そのため【言葉】を持たなかったのではないかというのが最近の学説です。【言葉】を持たなかったために、仲間同士でコミュニケーションがとれず、互いに情報交換が出来なかった。食料の存在や危険情報を共有することが出来ず、結果的にこれが絶滅につながったのではないかと考えられています。

 

講演会の内容から抜粋/藤村正宏先生のサイト: http://www.ex-ma.com/index.html

 

ね?面白いですよね〜。

もちろん藤村先生の講演内容を一字一句メモしたわけではないので、正確ではないのですが、このようなお話しをされていた記憶があります。

 

ポイントは“声帯が上にあると【音】が使い分けられない”ということ。

早速モモスケ、英語音声学の権威、我らが御園和夫博士に聞いてみることにしました。

 

モモスケ:

「御園先生!声帯が上にあると【音】が使い分けられないというのは本当ですか?」

 

御園先生:

「本当だよ。なぜ人間の赤ちゃんが『おぎゃー!』『ばぶ〜』しか言えないのかと言えば、声帯が上にあるから。赤ちゃんが成長するにつれ二本足で立ち上がるようになる。そうすると声帯がだんだん下に下がってくる。それで言葉を少しずつ話せるようになるんだ。」

 

…なるほどですね〜!

 

モモスケ久しぶりに、「へぇ〜」を連発してしまいました。人間は筋肉を動かすことで、声帯から発した【音】を、ノドの内側の広い空間や口の中で、様々加工することができる。それで『あ』とか『い』とか【音】を自在にあやつることができるのだそうです。

 

では『ウホホ!』とか『ウキー』しか言わない、チンパンジーやゴリラの声帯は、赤ちゃんと同様に上にあるのでは?と、仮説を立て、様々調べたところ、まさにドンピシャ!チンパンジーの声帯は、ノドよりずっと上(位置としてはノドではなく頭の中)にあるようです。

 

ところでネアンデルタール人の脳ミソの量ですが、現在人より大きかったことも知られています。今の男性の平均脳容量が 1450cm3なのに対し、ネアンデルタール人は 1600cm3!モモスケの約3倍です。(ウソ)

 

…もちろん容量だけでの比較ですから、脳のどの部分が発達していたのかはわかりませんので、現代人との単純な比較はできません。しかしそれでも現代人と同量の脳を持ちながらも、声帯の位置だけで【言葉】を話せなかったというのは、とっても興味深いポイントです。しかもそれが理由で絶滅した可能性があるとなると、いかに【話す】ことが大切かがわかります

 

以前のメルマガでも【文字】を持たない民族はいても、【言葉】を持たない民族は存在しないという話しを書きました。それほどまでに【言葉】は大切なのです。

 

【言葉】は重要!

なにしろ話した【音】を保存するために考えれた記号が【文字】であって、あくまでコミュニケーションの基本は【音】なのですから。言葉を学ぶには【音】を使い、【音】を中心に学ぶのが近道なのです。テキストも単語帳も引き出しにしまい、iPodに英語を詰めて通勤しよう!これがとってもオススメです。

 

…あっ!でも聞き流しているだけじゃダメですよ。それでは頭に何も残りません。

 

大事なのは   

 

【音】で学んで【文字】で確認する

【音】を聴いて【音】を発声してみる

【文字】を見て【音】にしてみる    ことです。

ほんじゃまた (^◇^)ノ

 


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