英語を話す100のヒント

2012/11/20
英語のことわざ
英会話上達研究会

英語のことわざを日本語に直してみよう!

数ある英語のことわざの中でも、日本語にも似た意味を持つ言葉があるものを集めてみました。

 

伝える教訓?は同じでも、表現やたとえ方の違いから、日本語と英語の肌触りの違いが実感できると思います。まず英文のことわざを読んで、日本語版の同じことわざは何か考えてみてください。

 

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1. Little head great wit.

2. Many a little makes a mickle.

3. Seeing is believing.

4. Don't count your chickens before they are hatched.

5. A drowning man will catch at a straw.

 

どうですか?わかりましたか?どれも有名なことわざばかりです。

 

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1:  little headは「小さい頭」、great witは「大いなる知恵」といった感じの意味です。「小さい頭に、大いなる知恵」つまり、小さくても馬鹿にできないよということ。日本語で言うと「山椒は小粒でもぴりりと辛い」です。

 

2:これは、mickle の意味がわかれば、ピンとくるのではないでしょうか?mickle はスコットランド地方の古語で「多量、たくさん」を表します。小さいものがたくさん集まると多量になる、つまり「塵も積もれば山となる」。

 

 

3:この短く力強い喝破のしかたには、英語らしいと言えるかもしれません。「見ることとは信じることだ」=「百聞は一見にしかず」です。

 

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4:hatch は「孵化(ふか)する」という意味です。(卵から)孵化する前から鶏の数を数えるな=まだ形になっていないものを、利益として頭数に入れてはいけません。そう。「捕らぬ狸の皮算用」です。

 

5:これはまさに一語一句そのまま日本語にもあります。「溺れる者は藁をもつかむ」。

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