ヒント042 リスニングのコツ【4】母音間t音のラリルレロ化

英会話上達研究会

英語の音がラリルレロ?

 

We spent hours (        ).

 

上記の英文のディクテーション(音声を聴き書き取ること)で、空所には今やおなじみの語であるchattingが入るのですが、これを聴き取れない学習者が意外に多かったということがありました。

 

singer-1047531_640

 

英語では cat is 「キャズ」、putting it「プンギット」、get out of「ゲッヴ」、turn it off「ターニフ」などは、下線部分で「ラリルレロ」のように聴こえて来ることがあります。これと同様、chatting が「チャリング」と聴こえたために、学習者は混乱して正答に至らなかったのです。

 

 


日本語の「ラリルレロ」のように変化するこの種の現象が生じる環境とは、「母音間のt音」に顕著に見られます。

例を見てみましょう。

<例-1> but I’m, waiting~ : 「バイム」、「ウェイング」とそれぞれ聴こえて来ます。
<例-2> not a : 「ナ」のように聴こえます。
<例-3> whatever, getting : 「ヴァー」、「ゲング」とそれぞれ聴こえて来ます。
<例-4> lot of : 「ラヴ」と聴こえます。
<例-5> that it’s beautiful : 「ザッツビューフル」のように聴こえて来ます。

 

game-1878121_640

 

母音間にあるt音のラリルレロ化現象は、主として一般アメリカ英語にごく普通に見られ、語中ばかりか語を越えた環境でも生じます。しかし、この種の発音を常に実践する必要はありません。要は、リスニングでの「守備範囲」をできるだけ広げておくことが大切なポイントなのです。


なお、少々補足をしておきますが、attaincontainなどではこの変化は生じません。すなわち、「語中で、かつ、t音の次の母音にストレスが来る場合」は例外です。また、wedding, ladder, riderなど、d音にも同様の音変化が認められますが、t音の方がはるかに特徴的と言えましょう。

英会話教材のお申込み

すぐに英語を身に付けたい方は、こちらから英会話教材のお申し込みが出来ます。

  • 無料レポート
  • 無料レポート
コラム一覧にもどる
この先生の他のコラムを見る