ヒント132 TOEIC実践講座【17】Part4復習/後編

英会話上達研究会

8秒で質問文を先読み!

 

TOEICテストのPart4攻略法!その後編です。もう一問例題を解きながら、じっくりと攻略法を解説していきたいと思います。

 

問2 <★3つの「質問文」を8秒以内で読んでから開始してください>

 

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4.  Who is likely to be the receiver of this message?

 

(A)  A home owner

(B)  A tourist

(C)  A potential home buyer

(D)  A real-estate agent

 

5. What is true about the house?

 

(A)  It is old but well-maintained.

(B)  There are no shops nearby.

(C)  It has a very small yard.

(D)  The price cannot be changed.

 

6. How long has the house been on the market?

 

(A)  One day

(B)  Tow days

(C)  A week

(D)  Several years

 

 

<トランスクリプト>

Questions 4 through 6 refer to the following voice-mail message.

 

Hello Mr. Randall, this is Roberta Jones from Cambridge Realtors. It was nice meeting with you last week. Actually, I’m calling about a new house on the market which I think might be perfect for you. It’s located in a nice neighborhood in Westminster within walking distance of shops and museums. It has 5 bedrooms, each with a huge walk-in closet, and 3 full baths. The house was built 80 years ago but all of the rooms have been beautifully renovated. There is also a large garden you’re sure to love and the price is negotiable. It went out on the market yesterday. You should hurry though, because a house like this sells quickly. Please call me if you are interested and I’ll be happy to give you a tour.

 

<和訳>

問題4-6は次の留守電メッセージに関するものです。

 

もしもし、ランダルさん、ケンブリッジ不動産のロバータ・ジョーンズです。先週はお越しいただきまして、ありがとうございました。実は新しく出た物件で、ランダルさんの条件に合ったものが見つかりましたのでお電話をさせていただきました。場所はウェストミンスター地区にある環境の良い住宅地で、店や美術館に歩いて行ける距離にあります。こちらの物件には、大きなウォークイン・クローゼットのある寝室が5つ、トイレつきの浴室が3つあります。築80年の家ですが、すべての部屋は美しくリフォームされています。きっとランダルさんに気に入っていただける大きな庭もあり、価格交渉も可能です。昨日売りに出た物件です。ただ、こういう物件はすぐに売れますのでお早目に。興味があるようでしたら、ご連絡下さい。喜んでご案内いたします。

 

 

4.  この伝言の受取人は誰だと思われますか。

 

(A)  住宅所有者

(B)  観光客

(C)  住宅購入を希望する客

(D)  不動産業者

 

5.  家の説明として正しいものはどれですか。

 

(A)  古いが手入れが行き届いている。

(B)  近くに店がまったくない。

(C)  とても小さな庭がある。

(D)  販売価格を変えることはできない。

 

6.  家が売りに出されてからどのくらいになりますか。

 

(A)  1日

(B)  2日

(C)  1週間

(D)  数年

 

<正答>

4. (C)  5. (A)  6. (B)

 

 

<解説>

4. 超定番問題

「誰を対象としたメッセージ、アナウンス、スピーチか」を問う設問は超定番です。全体を通して、物件の購入を勧めるメッセージであることがわかれば解答できます。

 

5. ピンポイント問題

選択肢の内容を一つ一つ照合して行かなくてはならないため、難易度の高い設問です。特に初級者は、この種の設問は無理して解答しない方が得策かもしれません。難問に必要以上にこだわらないのは、むしろ積極的な戦略の一つです。

 

6. ピンポイント問題

第8文にIt went out on the market yesterday.とあることから、「今日で2日目」ということになります。これはトリッキーな設問です。

 

<語句>

realtor「不動産業者」、on the market「売りに出されている」、renovate「~を改修する」(「リフォームする」に相当する英語はrenovate、remodelなどで、reformは使用しない)、negotiable「交渉の余地がある」、give A a tour「Aを案内する」;potential「見込みがある」、real estate「不動産」、well-maintained「手入れの行き届いた」

 


◆シリーズ最終回のまとめ

 

メモリーの増設と基礎体力

 

冒頭の繰り返しになりますが、Part 3とPart 4は、リスニング力はもちろん、速読力、語彙力、さらには、「聞きながら選択肢を読む」という異なるスキルを同時にフル活用することが不可欠です。とりわけ、「聞きながら同時に読む」ことは至難の業で、どちらかがおろそかになってしまいがちです。

 

これを克服するためには、「脳のメモリーを増やす」ことと、英語力そのものの「基礎体力」をつけるしかなさそうです。

 

脳のメモリーを増やしつつ基礎体力をつける訓練としては、「シャドーイング」が有効でしょう。なぜなら、音声を聞きながら少し遅れてそれを再現し、再現している間にも音声を聞いていなくてはならないという、まさに異なるスキルを同時に駆使する必要があるからです。その上、リスニング力も発音も当然鍛えられることになり、英語の基礎体力強化に大きく貢献することは疑いの余地はありません。

 

という訳で、シリーズでTOEICのリスニング部門を扱ってきましたが、これにて最終回となります。長い間お付き合い下さいました読者の皆様、有難うございました。

 

 

◆面白余話

 

個人的感想ですが、Part 3(会話問題)の方がPart 4(説明文問題)よりも難易度はむしろ高いと思っています。したがって、どちらもストラテジーが共通することから、Part 3を攻略しさえすれば、Part 4もそれと連動してほぼ自動的にマスターできるというのが筆者の考えです。

 

また、せっかくTOEICに関わるのであれば、解答するだけで満足せずに、トランスクリプト(筆記部門ならば英文そのもの)をしっかりと読み込み、さらに、聞き取れなかった部分や語彙のチェックも入念に行いたいものです。こうすれば、予想以上の「基礎体力」がやがてついてきますよ。

 

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