2003年05月07日 011号

英語を話す最大の敵は周囲の目

ワタシたち日本人にとっては、英語は一般教養で、できて当たり前!というイメージがあるんです。だって義務教育である程度は勉強してきたのだから!だから間違うことに対する恥かしさがあるんです。韓国語やフランス語なら、できない理由が立ちますから、

 



『韓国語なんて学校で習ってないよ…』
『俺さ、第二外国語ドイツ語だから…』

 


でも英語は言い訳できない。
得意不得意はあっても、勉強してきたという実績はあるから、言い訳ができなくなってくる。間違えると『あいつ三単現のSも知らないんだ!』などと思われるという恐れ―。間違うことに対する恐怖心が生まれるんです。

だから

 

>> 英語を話すことの最大の敵は周囲の目だ! <<

>> 英語を話すことの最大の敵は周囲の目だ! <<

 

そんな結論を前々回書いたところ、数名の読者からお手紙を頂きました。

■そうは言ってもやっぱり間違うのは怖いです。

■モモスケさんの言いたいことはわかるのですが、頭でわかっていてもその度胸が無いんです。

 

そうですよね…それが正直なご感想だと思います。言うことと出来ることは全く別のことですから、なかなか出来なくて当たり前だと思います。そこで今回はもう少しだけこのテーマでお話したいと思います。

 

さて読者の皆さんは、ネイティヴと話していてこんな経験ってありませんか?

 

「わっ!何て言ってるのか聴き取れない!どうしよう!」
   ↓
「自分はネイティヴではないし、英語がそれほど得意ではないからな…」
   ↓
「それに相手はネイティヴだから母国語を言い間違えたりしないし…」
   ↓
「まだまだリスニング能力が足りないなぁ。は~っ…(ため息)」

 


聴き取れなかった原因は自分にあり、相手に原因はない。

 

こんな風に思っちゃうことって多いと思います。

 

 

でももしかしたらネイティブ側がいい間違えたのかもしれないし、まわりクドイ言い方をしたのかもしれないし、話しの内容自体が論理的でなかったのかもしれません。つまり

 

聴き取れなかった原因は相手にあり、自分に原因はない。     

 

かもしれません。よね?それでも多くの日本人は、自分に責任があると思い込み自分を責めちゃいます。そしてどういう行動を取るか?なんだか以前のモモスケの姿を書いているようで、とても悲しくなるのですが、多くの日本人は、

 



・笑ってごまかす!
・わかったフリをしてうなずく!
・なぜか謝る!(I'm sorry …ってつい言いたくなる!)( ̄○ ̄;)!

 

読者の皆様にもこういう経験ってあるはずです。はーっ(ため息…そしてため息…)

 

日本人って謙虚さが美徳、和を乱さないことがマナーみたいなところってあるじゃないですか。

 

・ピザの最後の一片を『君が食べなよ!』と譲るとか
・自分が悪くも無いのに、とりあえず謝って場を丸く収めるとか
・話しが理解できなかったけど場の雰囲気を壊さないように、その場はわかったフリをするとか!

 

ワタシたち日本人って、こういうところありますよね?日本人の奥ゆかしさとでもいうのでしょうか。

つまり
◆他人より目立たないように振舞うことの謙虚さ
◆他人を優先させ自分が一歩引くことのカッコよさ
◆自分を犠牲にすることで人間関係を維持する美学

 

そういうことが良いことだという教育も、親から受けてきたような気がします。おまけに国文法には【謙譲語】なんてのもあって、

>>自分を低め謙遜することによって相手を敬う<<

なんてのも習います。何を言いたいかというと、

 

>> 日本人は無意識にへりくだる生き物!<<


ってことなんです。無意識に、本能的にへりくだっちゃうから


聴き取れなかった原因は自分にあり、相手に原因はない。     
 

と勝手に思い込み、

・笑ってごまかす!
・わかったフリをしてうなずく!
・なぜか謝る!(I'm sorry …ってつい言いたくなる!)

 

という行動を取ってしまうようです。しかも会話の相手は憧れの白人様!流暢な英語を話す憧れの白人様が、聴き取れない英語を話すはずがない!そう盲目的に思い込んでしまうのです。

 

そしてさらに悲しいことに、日本人の『奥ゆかしさ』なんて理解できないネイティヴにとって、日本人の笑ってごまかすような行動は、ともすれば自分の話に関心がないとか、卑屈な性格とか、往々にしてマイナスの評価を受けてしまいます。

 

なのでこの際


聴き取れなかった原因は相手にあり、自分に原因はない。

 

そう考えを改めてみては如何でしょうか?少しは気が楽になるかもしれませんね。

 

皆様のご意見お待ちしております。

それでは次号でお会いできることを楽しみにしております。

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