2006年06月22日 070号

英語教材:英文法-英語の否定文-1

会社のメンバーと一緒に、ネイティヴとどうでもいいような話をしていた時のことです。同僚がネイティヴの質問に、

 

『Right! Right!』

 

と答えていたのを聴き、突然中学校の時の英語の授業のワンシーンが脳裏に甦りました。それは、『否定疑問には、どのように答えるのか?』という授業。皆さんも記憶にないですか??

 

例えばですが、

 

You don't like baseball,do you?  あなた 好きじゃないんでしょ 野球が?

 

という例題を出され、『嫌いだ!』と答えるときになんと言えばいいのか?というアノ授業です。覚えてます?モモスケ恥ずかしながら、何度この説明を聞いても頭が混乱し、先生の質問に一発で答えられず、クラスの仲間から笑われた苦い思い出があるのです。

 

日本語では『はい』『いいえ』は、相手の質問が正しいか正しくないかに対して行いますので、

 

【あなた野球が好きじゃないんでしょ?】

 

はい。(あなたの言っていることは正しい)私は野球が好きではありません。

いいえ。(あなたは言っていることは正しくない)私は野球が好きです。

 

と答えます。

ところが英語では『はい』『いいえ』は質問の内容に対して行うので、

 

【You don't like baseball,do you?】 と聞かれ

 

好きなら Yes, I like baseball.

嫌いなら No, I don't like baseball. 

 

と答えるようにと教わったのですが、どうしても日本語の『はい』『いいえ』の法則に引っ張られ、

 

Yes, I don't like baseball. とか 

No, I like baseball. と答えてしまうのです。皆さん、ココつまずきませんでした?

 

以前ですが、テレビの脚本を書く仕事をしている方から聴いた話しなのですが、日本人は相手の質問から意味を感じるのが得意な人種だそうで、相手の質問に対する直接的な答えを言わないこともしばしばあるとのことでした。なので、わざと質問をはぐらかすような返答を書いたり、答えを先回りした返答を脚本にすると、よりリアルな会話になるそうです。

 

○『今度の日曜日空いてる?』
●『うん!ディズニーランドでも行こうか?』  とか

 

○『ハワイに行ったことある?』

●『俺だって海外旅行の一つや二つ、行ったことぐらいあるさ~!』 とか。

 

質問に対して単純な返答、つまり『うん。行ったことあるよ。』ではなく、『なぜこの人は俺にそんなこと聞くのだろう?きっとお金もなくて英語も話せないから、どうせ海外なんか行ったことなどないはずと思ってるんだろうな…。ちきしょー!!』という思考が頭を駆けめぐり、上記のような回答をすることがあるというのです。なるほどですね。わかる気がします。

 

話が大幅に脱線しましたが、この脚本家の方が言うように、日本人は相手の質問そのものよりも、その質問をした『人』に注意を向けてしまう傾向があるのだとしたら、

 

● You don't like baseball,do you?

○ No, I like baseball.

 

と答えてしまうのは日本人である以上、ごく当たりまえの事だと思うのです。…と今さらながら中学の頃の失態を正当化しようとしている腹黒いモモスケなのですが、皆さん如何ですか?

 

で、冒頭の話題、同僚の『Right! Right!』ですが、実はこれ、否定疑問に対しての同僚の返答だったんです。『Right! Right!』ってことは Yes も No も言わずに、相手に『正しいよ!』って答えているわけですから、日本語での答え方と同じ発想の返答ですよね?これなら間違わないのに、なぜそんな大事なことを中学で教えてくれないんでしょう…。

それは謎ですが、少なくともモモスケの同僚も中学の時に笑われた苦い思い出がある一人であることは確かなようです。

 

きっと。

ほんじゃまた (^◇^)ノ

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