2006年07月27日 072号

英語教材:日本人が苦手な英語の発音

リオデジャネイロ在住の英会話上達研究会:高橋直子特派員。

彼女がどうやって【使える英語】を身に付けたか?その実体験を今回レポートしてもらいました。ホンネの経験談
は参考になりますよ~!ぜひじっくりとご覧ください。

 

◆トラベルがトラブルになった話

 

英語を発音する上で日本人にとって難しい音があります。いわずとしれた「V」と「B」、「L」と「R」、「P」「F」「TH」等。
「V」は下唇をかむように、「L」は上の歯に舌があたるように。「TH」は前歯と下の歯にいれた舌を抜くように。私がイギリスについたばかりの頃、散々練習した音です。この奇妙な舌とアゴの動きに早く慣れようと、毎日つばを吐き散らしトレーニングしたのを覚えています。

 

イギリスに住み始めて半年目ぐらい。友人と小旅行に行くことになりました。電車のチケットを買いに、旅行代理店に立ち寄った時のことです。支払いが終わった後、店員から簡単なチケットの説明がありました。

 

「When you travel, you just show this ticket.」(旅行の際に、このチケットを見せるだけです。)

「V」と「B」の発音の違いが理解できていなかった私。「travel」を「trouble」と聴き間違い。(トラブルの際はこのチケットを見せるだけです)と勝手に勘違い、そして思い込み。

「What kind of trouble will I have?」(どんなトラブルが私の身に起こるのですか?)とドギマギしながら質問。すぐに勘違いの原因が分かったものの、他のお客を巻き込んでの、まさにトラブルに!

 

◆「聴く」ことは発音にも通用する!

 

その後、私がしたことは、「V」を聴くこと。その頃は、語学学校の教科書よりも、「聴く」力をつけることがなによりの英語上達につながる!と確信していた私、迷いはありませんでした。相手の言葉の中に「V」がでてくれば、「今のVだよね。」と確認。しつこくても、いやがられそうでも、勇気を出しました。だって、早く会話がしたいのは相手だって同じ。なにより相手に聞かなければ、「V」なのか「B」なのかまったく区別がつかない状態だったのです。

 

「V」が分かるようになったら「R」と、いっぺんにではなく少しずつ進めました。1つずつこなしていくのは、時間がかかるようですが、結果的には逆。一つの音に徹底的に集中することは、理解するスピードを早めました。

 

発音をネイティブとの会話の中で覚えていくこの方法は、英語を書く力にも繋がりました。そして単語量増加にも!正しいネイティブの発音が聴き分けられるようになった時、その発音が単語の中で、フレーズの中で、自然に口からでてくるようになったのです。

 

言語を話し始めたばかりの子どもは、舌やアゴの動きの練習に集中しません。彼らは練習なしであの音が出せてしまうんです。子ども達は「聴いて」いるんです。お腹の中にいた時から、母親や周りの人が出す「音」を、聴いているのです。

 

ちなみに、バイリンガルの3歳の我が息子は、日本語の「らりるれろ」も、「L」と「R」の発音も完璧に使い分けています。

 

イギリス滞在計1年半、始めの3ヶ月は、現地の語学学校で日本の語学学校と変わらないような授業を受け、イライラ感を募らせていた私。突然英語が分かるようになる「奇跡の日」は訪れなかったけれど、正しい学習方法に気づいてからの上達は、はやかった気がします。ただ、もっと早く気づいていれば!と悔やんでなりませんが…。

 

 

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いかがですか?

『正しいネイティブの発音が聴き分けられるようになった時、その発音が単語の中で、フレーズの中で、自然に口からでてくるようになったのです。』という部分が、英語上達のコツの全てを物語っています。聴き取れない音は、決して真似することができません。『○?×※▲~!♪#』 …と相手の言葉が理解できなければ、絶対に同じ音をオウム返しに発することさえできないのです。相手の発した音を正しく聴き取ることで、初めて自分も同じ音を発声することができるのです。【英語を話す】その前に、まずは【英語を聴き取る】練習をすることが、英語上達の王道なのです。

 

ほんじゃまた (^◇^)ノ

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