2007年02月10日 084号

英語教材:英会話力は会話力ではない

ずっと以前、モモスケがまだ営業系の仕事をしていた頃のことです。

 

打ち合わせのために来日したグループ企業の担当者(アメリカ人)の、夜のattend(付き添い)をモモスケがすることになりました。夜のアテンドと言っても、あくまでグループ企業の担当者ですから、場所は銀座…のはずもなく、会社の裏の居酒屋が会場です。仕事が終わってホテルに帰る前、彼らの晩ごはんにお付き合いするのがモモスケの仕事です。

 

…と書くとなにやら格好いいのですが、当時のモモスケ、実はあまり英語が上手とは言えない状態。そこで上司が、イザという場合の保険のため、英語が堪能な女性スタッフを一人つけてくれました。ホッとする一方で、なんだか情けない複雑な気持ちでしたが、仕方ありません。

 

そんな夜の席ですが、下手な英語ながらもモモスケほろ酔い気分で話していたところ、妙なことに気づいたのです。

そう…。さっきから英語堪能の彼女、モモスケ達の話に相槌を打つだけで、自分から殆ど何も話さないのです。具合でも悪いのか、もしくは何か気に触ることでもあったのかと思い尋ねると、

 

『何を話していいのかわからない』との返事。

 

ええーっ!!

何を話していいのかわからないだと??そんなバカな!!

 

納期遅れを国際電話でバンバン調整したり、ガンガン英語でプレゼンをしたりと大活躍の彼女。そんな彼女が『何を話していいのかわからない』だと!モモスケ達の話題がハイレベルで、会話に参加できないならいざ知らず、

 

・ホテルから秋葉原までの行き方

・日本人のすべてが相撲を好きなわけじゃない

・世界で一番美人なのはフィリピン女性らしい

 

…今思えば恥ずかしくなるような低レベルな話題。いえ、当時のモモスケにはこんな話題ですら会話することが精一杯でした。それなのに英語上級者の彼女が『何を話していいのかわからない』とは、一体どういうことなんだ!

 

でも聞くところによると、こういうケースって良くあることらしいんです。

 

・英語が下手だから会話ができない

・単語を知らないから会話が続かない

・文法を知らないから話せない

 

と思いこんでいる私たち。もちろん単語力も文法力も高いに越したことはありません。でも誰かと会話するには、文法力だけでも単語力だけでもダメで、そこには会話力が必要だというのです。

 

英語力 = 会話力

 

ではないのです。

でもこれって英語に限ったことではありません。私たちが得意なはずの日本語も同じこと。

 

日本語力 = 会話力 

ではありませんから、どんなに日本語が得意であっても、『何を話していいのかわからない』という状況も多々あります。立食パーティーなど知らないメンバーが多い中で、にっこり笑って近くの初対面の人と会話したり、隣の話題の輪の中に入れてもらうことが苦手な方も多いはず。

 

語学力 ≠ 会話力

なのです。

日本語でさえも『何を話していいのかわからない』という状況があったとしたら、どんなに英語を勉強したところで、絶対に英語で会話なんてできません。英語を身につけたとこで、話せないものは話せないのです。

 

・納期遅れ2週間を10日に短縮してもらう交渉

・新製品の長所を5分で話す

 

こうしたビジネス上の話題ならば、目的が明確な分会話のきっかけも掴みやすいものです。でも会社の裏の居酒屋で繰り広げられるような雑談になればなるほど、会話の目的が不明確(=結論を求めていない)ですから、何から話せば良いのか会話力が求められます。

 

『英語を話せるようになりたい!』

 

独り言ならいざ知らず、誰かとコミュニケーションを取ることが『話す』目的である以上、ちょっぴり会話力にも目を向けてみることも必要かもしれませんね。

 

ほんじゃまた (^◇^)ノ

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