英会話上達のコツ

2010/12/04
英語での薬の名称

病気の名前を英語で何というのか?なんてのは、あちこちに見かける内容で、多くの皆さんもだいたいの病名はご存知のことでしょう。このメルマガでも過去にご紹介した記憶があります。

 

ただ「クスリの呼び方」となると、ご存知無い方も多いかもしれません。いえ、「正露丸」のような薬の商品名ではなく、「胃腸薬」のような一般的な呼び方のほうです。今回はそんな「クスリの呼び方」をご紹介しましょう。

 

まずはコレ。一番お世話になるのは「風邪薬」です。

 

風邪薬 common cold medicine

 

もちろん単に cold medicine でもOKです。ノドが痛い!とか鼻水が出る!といった症状によって、様々な薬剤がありますが、日本語でいうところの「総合感冒薬」と言いたいのなら、commonをつけると良いと思います。そう言えば日本とアメリカでは風邪の治し方が違うと、よく言われます。

 

 

日本では、

 

・お風呂をガマンして

・暖かくして

・ネギとかショウガとか食べて寝る!

 

ですが、欧米では

 

・お風呂に入って

・チキンスープを飲んで

・さらにハチミツ紅茶を飲んで寝る!

 

とか言われます。飲み物はともかく、風呂の可否が大きく異なるところ。体力を奪いすぎない程度のお風呂で体を温めるのが、早く風邪を治すコツとも言われていますが、それでもモモスケは風邪を引いたときにお風呂に入る勇気はありません。まだまだ日本流です。

 

解熱剤 antifever drug  antifever medication

咳止め cough medicine

 

 

 

 

欧米ではマスク姿の人を殆ど見かけません。人に対する配慮が足りないのか、はたまた風邪をひかないのか?とも思われがちですが、コレにも理由があります。実は

 

マスクをしている人は重病人!

 

のような共通認識があるようで、変な伝染病(ってどんな?)とか、激しい粉塵の中で働く人でない限り、殆どマスクをしないのです。アメリカ旅行の際に「ちょっと鼻風邪で…」程度でマスクでもしようものなら、周囲からガン見されることは必至です。

 

胃薬   stomach medicine

痛み止め painkiller

 

日本でも「痛み止め持ってる?」と聞くよりも、「バファリン持ってる?」と聞くほうが一般的なような気がします。アメリカでも同様で、商品名の「aspirin」アスピリンのほうが、一般的かもしれません。

 

 

Do you have any aspirin on hand?

 

とかね。

 

便秘薬   laxative product

下痢止め  antidiarrhea medication

 

laxative というのはそれだけで「下剤」という意味もありますが、一般的にはlaxative productのほうがよいようです。下痢は、diarrhea ですので、それにantiをつけて下痢止めという意味ですね。

 

虫除け    insect repellent

かゆみ止め  antipruritic drug

 

虫を(insect) repellent(寄せ付けないもの)という意味です。それでも刺されてしまったら、かゆみ(pruritic)に対抗する(anti)クスリを塗りましょう。

 

最後にメルマガの小さな字を読み過ぎた場合は、eye-drops(目薬)で目をいたわることも忘れずに!

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