2012年01月19日 176号

英語教材:英語のリスニングのコツ(6)

リスニングが苦手な皆様に、リスニングのコツをご紹介!今回はその第6回目です!

 

● 一般アメリカ英語の特徴-母音間にあるt音のラリルレロ化現象-

 

                            
We spent hours ( ).

上記の英文のディクテーション(音声を聴き書き取ること)で、空所には今やおなじみの語であるchattingが入るのですが、これを聴き取れない学習者が意外に多かったということがありました。

英語で

 cat is  「キャズ」

 putting it  「プンギット」

 get out of  「ゲッウラヴ」

 turn it off 「ターニフ」

等は、下線部分で「ラリルレロ」のように聞こえて来ることがあります。


これと同様、chatting が「チャリング」と聞こえたために、混乱して正答に至らなかったのです。日本語の「ラリルレロ」のように変化するこの種の現象が生じる環境とは、「母音間のt音」に顕著に見られます。

例を見てみましょう。

・例-1) but I'm, waiting~

「バイム」、「ウェイング」とそれぞれ聞こえて来ます。

 

・例-2) not a

「ナ」のように聞こえます。

 

・例-3) whatever, getting

「ワヴァー」、「ゲング」とそれぞれ聞えて来ます。

 

・例-4) lot of

「ラヴ」と聞こえます。

 

・例-5) that it's beautiful

「ザッツビューリフル」のように聞こえて来ます。



「母音間にあるt音のラリルレロ化現象」は、主として一般アメリカ英語にごく普通に見られ、語中ばかりか語を越えた環境でも生じます。しかし、この種の発音を常に実践する必要はありません。要は、繰り返し強調している通り、リスニングでの「守備範囲」をできるだけ広げておくことが大切なポイントなのです。

なお、少々補足をしておきますが、attain や contain などではこの変化は生じません。すなわち、「語中で、かつ、t 音の次の母音にストレスが来る場合」は例外です。また、wedding, ladder, rider など、d音にも同様の音変化が認められますが、t音の方がはるかに特徴的と言えましょう。

アメリカ英語では、良く耳にする音の変化ですね!こんな知識を参考にして、リスニングにバンバン役立てて下さい。

 

ほんじゃまた (^◇^)ノ モモスケ

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