2016年02月19日 201号

英語教材:「いただきます」は英語で何ていう

 

こんにちは!モモスケです。 (・ω・)ノ

 

英語のニュースはチョット早口で聴き取り難いですね。
そんな時は「既に内容を知っているニュースを聴く」というのも良い練習法です。

例えばこんなのはどうでしょう?

中国の動物園で大型犬をライオンとして展示していた!なんてニュースが以前ありましたね。ライオンがワンと鳴いたのでバレたとか。そんな事前情報を踏まえてCNNのニュースを聴いてみましょう。

 

http://www.cnn.co.jp/video/11480.html

 

いかがですか?主要な単語だけでも聴き取れ、何となく内容が掴めた方も多いのではないでしょうか?

 

 

さて、週末に友人から奨められた本を読みました。

筑波大学名誉教授:村上和雄先生の「アホは神の望み」/サンマーク出版

というもの。

 

愚直で不器用で遠回りのような生き方でも、実はそこには偶然から生まれる大発見や、人間としての厚みを増す経験が溢れている!と言う内容の素晴らしい内容でした。

 

そんな「アホは神の望み」の中で、村上先生がこのような表現をされています。

 

ここから引用

「ありがとう」「いただきます」「もったいない」「おかげさまで」といった(中略)言葉のうちにも、日本人の精神性は濃く宿っています。これらの言葉はみんな外国語には訳せません。英語にもフランス語にも中国語にも、これらに近い言葉はあっても、これに相当する言葉がないのです。

ここまで引用 「アホは神の望み」村上和雄/サンマーク出版より

 

なるほど!確かに言葉にはその国の精神性や考え方、文化が大きく影響し、その国独自の言葉として、他の国には存在しないものも多くあります。「侘(わび)」「寂(さび)」などがその典型でしょう。

 

でも「ありがとう」は普通に Thank you. じゃないの?なんて思ったのですが、村上先生は、「ありがとう」は単なるサンキューではなく、「有り」「難い」ことに対し深い畏敬と感謝を表す言葉だと説明しています。

 

では「いただきます」はどうでしょうか?

 

 

Child while food is blessed 2
Child while food is blessed 2 / sociotard

 

英語には「いただきます」に相当する表現はありません。
多くの日本人は、ゴハンを目の前にしたら必ず「いただきます!」と言いたくなるものですが、英語では

 Let’s eat!  とか、

 Thanks for the nice meal.

のようなことを言ったり、キリスト教徒は say grace(お祈り)として
 

Bless, O Lord, this food to our use and us to thy service, and keep us ever mindful of the needs of others. In Jesus’ Name, Amen.

 

などと言います。しかし、もちろん日本語の「いただきます」とは意味が大きく異なります。日本語の「いただきます」は

 

ここから引用

動植物の命をわが命にいただくことへの感謝の思いを口にする民族や宗教は他に例を見ないものです。

ここまで引用 「アホは神の望み」村上和雄/サンマーク出版より

 

というように大きな意味を持っている言葉です。

 

「もったいない」はご承知のとおり、ノーベル平和賞を受賞したケニア人の女性、ワンガリ・マータイさんによって世界中に広まった日本語です。 http://mottainai.info/

 

他のどの言語にも存在しない観念 = 資源に対する Respect 尊敬の念が日本語の「もったいない」にあるとして「MOTTAINAI」を世界共通語として広めることを提唱しています。

英語では 

 What a waste! 

とも言うかもしれませんが、そこには資源への尊敬という意味合いはありません。

 

ここから引用

「おかげさまで」も外国語には訳せません。アメリカ人にこの言葉を教えたら、「何のおかげなのか」と不思議がられました。

ここまで引用 「アホは神の望み」村上和雄/サンマーク出版より

  Thanks to you.


というような表現が英語にもありますが、もちろんこれは「あなたのおかげで~。」と言う意味ですね。

しかし日本語の「おかげさまで」は、誰か特定の人や誰かの行為に対しての言葉ではありません。

 
自分の周りの環境や全ての出来事、生まれてこれまでの全てのものとの縁や自然環境など、すべてのことの「おかげ」で、それに対する感謝の意味です。

 

著者の村上先生は研究のために数度も渡米され、英語も苦労して身に付けられたと本書の中でも語っています。そんな実体験の中で感じた、日本語独特の表現がこれらの言葉だったんですね。

 

機会がありましたら皆さまもどうぞご一読下さい。

 

ほんじゃまた (^^)ノ モモスケ

 

 

 

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