ヒント003 日常英会話とビジネス英会話の違い

教授串田美保子
関東学院大学
法学部

ビジネス英語はコンパクトに

 

「ビジネス英会話」と普通の英会話は、どういう点が違うのでしょうか?

一番大きな特徴は、ビジネス英会話は「要点をコンパクトに伝える」という点です。日常会話の「いいお天気ですね」というような挨拶は、忙しいビジネスの場にはそれほど必要ありません。また何を伝えたいのかが曖昧な表現は、ビジネスには不適切と言えます。このためビジネス英会話では、要点を明確に、そして的確に相手に伝えることを重視します。

 

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そのため、getやdo、haveなどの、短くて単純な動詞を多用する傾向があります。相手に誤解を与えないように、なるべく端的に、的確なところだけをポイントして話すことが求められます。

 

 

業界用語の英語

 

ビジネス英会話だからといって、何か特別な文法があるわけではありません。ビジネス英会話の特徴は、むしろ業界ごとによって大きく異なる単語の使い方と言えます。

日本でも業種によって使われる単語のバリエーションが違ったり、いわゆる業界用語といった特殊な表現というものがあります。英語でも同様に、業種によって異なる特徴的な英単語を覚えることも、ビジネス英会話力をアップさせるには大切です。

 

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たとえば、宅配業界ならDelivery「配る」やInvoice「請求」といった言葉が多く使われるでしょうし、貿易業界ならFOB(Free on Board) 「本船渡し条件」やL/C(Letter of Credit)「信用状」のような単語は必須となります。

 

単語のビジネス上の意味

 

しかし単語の和訳を覚えているだけでは意味が無く、大切なことはその単語のビジネス上の意味までを理解することにあります。例えばFOBとした際に、自社がどこまでの範囲のリスクや費用を負担しなくてはならないのか、まで理解しておく必要があるわけです。単語力に加え、業界知識も必須というわけです。

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串田 美保子
関東学院大学法学部教授
アリゾナ州立大学大学院英語科修士課程終了、MA(英語学修士)。サンダーバード国際経営大学院卒業、MBA(経営学修士)。専門は英語教授法、応用言語学、言語政策。
主に、英語の習得方法と教授方法を研究。現在、関東学院大学法学部教授。国際ロータリー財団奨学生選考委員。
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