ヒント153 使える英語表現[どういたしまして] 

名誉教授御園和夫
言語学博士
関東学院大学

問題「どういたしまして」を英語で言うと?

 

感謝されて「どういたしまして」というときの英語表現ですが、皆さんはどのくらいご存知ですか。いろいろあります。

 

■問題 

 

次の会話の空所に「どういたしまして」に相当する英語表現を入れてください。

 

Piroko: Thank you very much for your kind help.

Bruce: (                  )

 

 

 

■解説 

 

ピロ子「ご親切にどうもありがとうございます」 

ブルース「(どういたしまして)」 

 

まず、浮かんでくるのが、You’re welcome.ですよね。これは正解です。この表現は「感謝」(thanks)に対して用います。その他にもいくつかあります。Not at all.もいいのですが、どちらかというと、この言い方は謝罪(apology)に対する「どういたしまして」というニュアンスです。

 

 

例をあげましょう。

 

A: I’m so sorry to have kept you waiting.(お待たせしてすみません)

B: Not at all.(どういたしまして)

 

「どういたしまして」に相当する英語表現は他にもいろいろあります。

 

You’re welcome.はアメリカ人に、Not at all.はイギリス人に好まれる傾向があります。Don’t mention it.というのもありますが、今日ではこれはやや古い言い方です。また、No problem(s).もよく聞きます。アメリカではYou bet., Sure., Anytime., It’s nothing.などという場合もあります。オーストラリアではNo worries.も使われます。

 

 

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御園 和夫
博士(言語学)
英語音声学、英語学専攻。英国レディング大学にて英語教授法研修、UCLA校客員研究員、クイーンズランド大学大学院博士後期課程修了。関東学院大学名誉教授。日本英語音声学会常任理事、英語面白楽会会長。テレビ・ラジオで活躍し「百万人の英語」や「旺文社大学受験ラジオ講座」など数々の英語番組を担当。著書:『コミュニケーション主体の英語音声学』(和広出版)、『必携 英語発音指導マニュアル』編集主幹(北星堂書店)他多数。
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