2006年06月08日 069号

英語教材:英語上達は「音」を「聴く」こと

リオデジャネイロ在住の英会話上達研究会:高橋直子特派員。

彼女がどうやって【使える英語】を身に付けたか?その実体験を今回もレポートしてもらいました。ホンネの経
験談第二弾!ぜひじっくりとご覧ください。

 

◆「聴く」ことから始めたイギリス生活3ヶ月目

 

私は、計1年半のイギリス滞在で、「音」を「聴く」ことの大切さを実感した者の1人です。

 

「英語で会話」が夢だった私にとって、相手の言っていることを理解することは、第一通過ポイントでした。会話は言葉のキャッチボール。キャッチしなければ、投げることはできないのです。それに気付いたのは、イギリス滞在3ヶ月目でした。現地の語学学校に通うものの、自己紹介だけがうまくなるばかりで、全く英語の上達が見られなく、いらだっていた私。文法書を放り投げてしたことは、「聴く」ことでした。

 

「聞く」ではなく「聴く」。

 

正直、一日中英語に囲まれ、「聴く」ことに疲れてしまうぐらい、神経を集中させました。

 

そして次は、まねっこ猿。

 

相手が言ったフレーズをそのまま言ってみるのです。一つ、二つの単語しか聴き取れなかったら、その単語のみをつぶやいてみる。最初は一言二言聴き取れるのみだったのが、時間がたつにつれ、一フレーズから二フレーズへと聴き取れるようになりました。そして、それを繰り返しつぶやいてみる。もちろん最初は文の意味は理解していませんでした。ただ、拾った単語、フレーズを繰り返していたため、相手は少しは理解していると勘違いした模様。あっという間に、見せかけだけの会話友達ができました。

 

分かった振りをしているのではないけれど、やっぱり最初は苦し紛れの会話。でもちぐはぐの会話を続けているうちに、繰り返される日常会話は、頭にインプットされ、単語の単発だけだった私の英語が、フレーズで区切られるようになってきました。

 

◆単語

 

単語力をつけることも私の課題でした。

当時、単語学習用のカセットテープを持っていて、毎日聞いては、単語と発音の練習をしていました。ネイティブスピーカーが「Water,Water,Water」と繰り返し、その後について発音して単語を覚える、というものでした。毎日30単語!と目標を作って励んでいたんです。

 

でも、記憶力の悪い私にはあまり効果はなし。単語を一つ一つ覚えていくより、フレーズやシチュエーションの中で覚えた方がラクだ!と気付いたのは「聴く」ことに集中しだしてからのこと。単語帳に目をくらくらさせていた私には、うってつけの方法でした。聴き取れた単語の中で、意味の分からないものを、直接相手に聞きました。相手が説明してくれた内容が分からない時は、辞書を引いたんです。

 

辞書も、英英辞書を利用しました。日本語訳で単語を覚えるより、その単語の意味を英語で説明する英英辞書の方が、単語を文章全体の意味と一緒に覚えることができました。

 

例えば、HouseとHomeの違いも、「Houseは、建物、Homeは家庭、のニュアンスが強い{家}という意味。」といちいち覚えるよりも、

 

「make yourself at home」

 

というフレーズの中で覚えてしまった方が楽なんです。必要な場面に応じて、どの単語、フレーズを使ったらいいのかは、実際の会話の中で覚えてしまった方が、頭に残るんです。

 

◆正しい音を聴こう

 

私は、イギリス滞在のうち9ヶ月を、フランスに近いワイト島という小さな島で過ごしました。ワイト島の住人達は、自分達の島を「Isle of White」{ワイゥ オブゥ ワイ}と呼びます。もちろん正式な発音は、{アイル オブ ワイト}。彼らの発音に慣れるうちに、私もすっかりワイト島なまりになってしまい、その後ロンドンに行った当初は、発音に苦労しました。

 

聴いた音が自分のものになるんです。

 

ブラジルで生まれた我が息子は、日本語とポルトガル語のなんちゃってバイリンガル。しかし、最近、彼のポルトガル語の文法と発音の間違いが、私がよくするエラーに似ているとの指摘を受けました。間違った音を聴いていれば、そのまま覚えてしまうのです。我が子の言葉の発達過程に付き添っている今、「正しい音」を「聴く」ことの大切さを痛感しています。

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