英会話上達のコツ

2004/04/20
日本語も英語も同じ過程で話せる

皆さんこんにちは、モモコです!(*^-^*)

 

前回お話しました、オーラルの授業で先生がしてくれた甥っ子の話をキッカケに、英語に対する考え方が変わったモモコ。2歳の甥っ子が、上手に(英語で)おしゃべりができる!と、いうことは…

 

日本語も英語も話せるようになる過程が同じなんだ!

 

という結論に達しました。…が、まだまだジェスチャー人間でした!なんとなく、答えが見つかったような気がしたモモコでしたが、どうすればいいのか、悩む日々が続きました。

 

・「日本語を話せるようになるために、苦労した覚えもナイ」ハズなのに

・「日本語も英語も話せるようになる過程は同じ!」なハズなのにどうして苦労してるんだろう!(T-T)

 

とそんな時!久しぶりに、いとこ のお姉さんの家に遊びに行くことになったモモコ。久しぶりに会った いとこ の娘さん、何とすでに2歳半になっていて、かわいいオマセさんに変身していました!普段あまり小さい子供と接することのなかった高校時代のモモコ、その子と遊んで、驚きの連続でした!

 

「お姉さんは、もう彼氏いるの?」とか痛いトコつっこまれたり、

「よそ見してちゃダメじゃない!ジュースこぼしますよ!」

 

 

とテレビを見ながらお茶してたモモコは怒られたり。
まだ3歳になってないのに、しっかりした子だなぁ…こんなにたくさんのこと話せるんだぁ…と感心しながら、フッと気付いたことがあるんデス。それは…いとこのお姉さんの口調にソックリ!と言うコト。

 

そこでモモコ、いとこのお姉さんに言ったんデス。「お姉ちゃんにソックリな話し方だね!」って。そしたら いとこ のお姉さん、「あったりまえでしょ~、私が育ててるんだからぁ~。(笑)子供なんてね、周りの大人のマネして育つんだから。そうやって言葉を覚えるもんでしょ~。覚えてないかも知れないけど、あんたもおばさんにソックリの話し方だったんだから。(笑)懐かしいわねぇー」 って。ほぅほぅナルホド!、そんな昔のことなんて覚えてないわよぉ。と思いながら、またまたフッと思ったことがあったんデス。

 

子供は周りの大人のマネして育つ。そうやって言葉を覚える

 

そうです。周りの大人の人たちがしゃべってるのを聞いて、子供って少しずつ言葉を覚えていくんです!答えをやっと発見できたモモコ、とても嬉しくなりました!日本語を聴き日本語を覚えたのだから、英語を聴いて英語も覚えられるハズ!って思ったのです。

 

 

 

 

そうなんです!

 

■英語が話せるようになるポイント!英語はネイティヴの真似をすれば上達する!

 

これが英語を話すための秘策、今回のポイントです。みなさんも早速真似をすることから始めましょう!

ん、でも、ちょっと待って…。モモコの周りに英語を話す友達も知り合いもいないよ…。一体誰のマネすりゃいいの…オーラルの授業なんて週に1回、しかもたったの1時間。これじゃぁ英語を話せるようになるまで、いったい何十年かかるのかしら…? と、途方に暮れてしまいました。でも、せっかく答えを見つけたんだモン!なんとかして方法を探せば、きっと話せるようになる!と、諦めの悪いモモコ、必死で考え始めました。

 

とりあえず英語を聞けばいいんだ!と思ったモモコ-。早速その日から英語のラジオを聴き始めることにしたのです。ラジオには英語の放送局があるって、誰かから聞いたことがあったので…。

 

ところがそれまでラジオなんて聴いたこともなかった私-。何chが英語で放送しているのか、どのチャンネルが英語学習に向いているのか、なんてサッパリわからず、とりあえず適当にいろんなチャンネルを探してみました。当たり前ですが殆どが日本語放送で、なかなか英語チャンネルなんてないんですねー…と諦めようと思っていた矢先…。ありました!

 

やっと見つかった英語のラジオ局!今は日本語での放送が多くなっているようですが、当時は殆どが英語で放送していたのです!76.1ch, interFM

 

 

ココを見つけて以来、毎日学校から帰ってきてからずっとラジオのスイッチをつけっぱなしにして聴いてました。もちろん何を言ってるかはサッパリわかりませんでしたけど!ラジオってただでさえ雑音が多くて聴きづらい上、英語で話してるからホント何を言ってるのかわかりません。でも赤ちゃんにラジオを聴かせても、何を言ってるかなんて、わからないですものね?だから…「英語に関しては、モモコはまだ赤ちゃん!これからわかるようになる!」って信じ毎日毎日ラジオ放送を聞き続けていました。

 

私は中学の頃から洋楽にハマってしまい、このラジオ局ではアメリカのヒットチャートが頻繁に流れていたので、英語がわからない私でも楽しく放送を聴けたのが、幸いでした。飽きっぽいモモコでも、苦もなく毎日聴けるラジオ局!
そのうちモモコはラジオを録音し、学校に持って行って聴くようにまでなってしまいました!録音し始めてから少しして、何度も何度も繰り返し同じCDを聴いていたからでしょうか、少しずつ何を言ってるのかがわかるようになってきたのです!

 

・オーラルの授業でも先生の話が半分以上理解できるようにもなりました!

・嬉しくて嬉しくて、どんどん英語が大好きになっていきました!

 

こうしてモモコの英語力は自分でも驚くくらい伸びていったのです!これまでの経験をモモスケさんに話してみたら、わかりやすく説明してくれたので、皆さんにもここでご紹介しておきますネ。

 

とある有名英会話スクールの外国人マネージャーと懇意になったのです が、彼が興味深い話を私にこっそり打ち明けてくれたことがあります。『英会話スクールはね、初級クラスになればなるほど話す時間より聴く時間のウェイトを増やすことが重要だ。ところが英【会話】スクールである以上、お客様は聴くよりも会話したがるものだ。ビジネスを考えると会話させるしかないけど、本当に上達したいのならば、まず初心者は徹底的に聴くことに重点を置くべきだ。』

 

これこそが英語習得の極意を端的に表している台詞です。

 

英語習得は初級であればあるほど、話す時間より聴く時間のウェイトを増やすことが重要なんです。これは間違いありません。英語を話す前にまず英語を聴き取れるようにならなくては話になりません。私たちが子供の頃日本語を習得した方法、それは両親や周囲の大人達の話す言葉に耳を傾け、少しずつ言葉を覚えていくものでした。言葉なんて知らない乳児が、大人たちが発する【音】に意味があることに気づき、その【音】を【聴き取り】、【真似】して【発音】する。これこそが言語習得の唯一の方法であり、言語が変わっても取得方法は変わるものではありません。英語もスペイン語も全く同じなのです。

 

【音】を【聴き取り】→【真似】して【発音】する

 

いいですか?順番を間違わないで下さい。

 

【音】を【聴き取り】そして【真似】して【発音】してみるという順番です。【話す】前に【聴く】ことが先なのです。言葉を習得するには、その言葉を聴き取れなければならない。これこそが英語上達の極意、初心者が始める最初の学習Stepなのです。

 

ふむふむ…そういうことなんですネ!相手が何を言っているのか理解できなければ、自分で話せるワケがない!話す前に聴くことが大事ってことなんですね~。


それでは、またお会いしましょう!


ここまで長々とお付き合い下さってありがとうございます!(^▽^)ノ

次は「英語は「話す」前に「聴く」」

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