ヒント017 英語の発音【2】日本語にない母音の発音

英会話上達研究会

日本語にない母音?

 

ご存知の通り日本語の母音は「アイウエオ」の5つですが、それでは英語の母音はいくつあると思いますか。驚くべきことに、ほぼその3倍の数に上るのです。

例えば、日本語の「ア」の音質に近い母音としては、[発音記号1]などの英語母音があり、それぞれhot, hat, hut, hurtに含まれる母音に相当します。このうち、[発音記号2]は日本語にはまったく存在しない英語母音です。「日本語には存在しない英語母音」は、耳で日本語の母音との相違を確認した上で、日本語の母音に置き換えてしまわないように注意してください。

 

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具体例で確認しよう!

 

 

(例-1) sorry


下線部分の母音には[発音記号3]の記号を用います。日本語の「ア」と「オ」の中間程度の音質で、口を大きく開き、唇の形が丸みを帯びるのが特徴です。これを日本語の「オ」で代用しないように注意しましょう。

 

(例-2) but


下線部分の母音には[発音記号2]の記号を用います。口をほとんど開かずに、強く素早く「アッ」と発音されます。口を開きすぎて日本語の「ア」にしないようにしましょう。なお、日本語の「ア」を鮮明に発音すると、アメリカ英語発音では、hotの母音である[発音記号3]になります。

 

(例-3) can’t


下線部分の母音には、アメリカ英語発音では[発音記号6]の記号を用います。唇を左右に引っ張るようにして発音され、「ア」と「エ」の中間程度の音質になります。日本語の「ア」で代用しないように注意しましょう。

 

(例-4) officer


下線部分の母音には[発音記号3]の記号を用います。[発音記号8]は、口をほとんど開かずに、ごく軽く「ァ」と発音されます。舌先を少し巻き上げるr音がこれに続くと[発音記号9]になり、これをまとめて[発音記号10]と表記する場合もあります。[発音記号11]は「強く素早く」発音されますが、[発音記号12]単独では強く発音されることはないと考えてよいでしょう。いずれにしても、口を開きすぎて日本語の「ア」にしない点が重要です。

 

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hot, hat, hut, hurtなど、目で見れば一目瞭然の意味がまったく異なる語を、耳だけで区別できるようにしておかなくては、英語リスニングでの内容理解に大きな障害が生じることになります。同様に、発音する際にこれらの母音の差異を英語音声で表現できなければ、誤解と混乱を与えることになり、円滑な英語コミュニケーションの成立は望めません。


このように「日本語には存在しない英語母音」にはとりわけ注意を払い、リスニングにとどまらず、日本語の母音で代用しない英語発音の習得へと意識を高めて行くことが大切です。

 

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