英語を話す100のヒント

2014/03/28
英語表現-アメリカの寮生活の実態-1
  • 関東学院大学
  • 法学部
串田美保子教授

英語で「水道水」はなんて言う?

アメリカ文化にふれながら単語や表現を身につけられる【アメリカンライフで単語&表現力アップ】。今回からはアメリカでの学生生活、それも、キャンパス内での寮生活(dorm life)ついて連載していきます。

 

アリゾナ州立大学大学院での生活は、(a dormitory)での生活を中心に回っていました。アメリカの寮では通常もう一人の学生、ルームメート(a roommate)と部屋を共有(share)するのが通常で、私もそうでした。

 

 

最初の年のルームメートはBrendaという名前の法科大学院(a law school)の学生で、私同様に大学院生(a graduate student)でしたので、私たちはいつも大いに勉強し(we studied a lot)、週末は(on weekends)他の仲間と共に大いに遊びました(we played a lot)。私はこの友人達から「文武両道」(be skilled in both literary and military arts)ならぬ「よく勉強し、よく遊ぶワザ(technique)」を学んだと言っても過言ではありません(it is no exaggeration to say that ~)。その話はまた後に。

 

私たちの部屋の話に戻りましょう(back to talking about our room)。以前勉強したことのある別の大学の寮では、各階に住む全員で共用(★問題-1)だったシャワーやトイレ(a shower and a bathroom)が個別に備え付けられていまして(★問題-2)、これはとても有難いことでした。また2人分の机とベッド、クローゼットがおおよそ12畳程度の部屋に備えられていました。

 

 

また部屋の奥から中庭(courtyard)に面する大きな窓には2畳程度のバルコニー(a balcony)も付いていて、そこにピッタリなお洒落な丸型テーブル(a round table)とベンチ(a bench)も2つ備えられていましたので週末はよく祝杯をあげたり(proposed a toast)していました。

 

部屋には他に必要に応じて(if necessary)小型冷蔵庫(a small fridge)やカラーテレビ(a color TV)を寮の事務所(the dorm office)からレンタルすることもできましたので、私たちはその両方を借り(we rented both)、さらに、外部の「水」の業者(a "water" dealers )から水と給水冷蔵庫(a water fridge)をセットでレンタルしていました。

 

 

というのは、アリゾナでは蛇口からの水道水(tap water) はかなりの硬水(hard water)で、飲み水としては味が悪すぎる(taste terrible)ため、地元の人(★問題-3)でも歯磨き(brushing teeth)や、うがい(gargle)以外には口に入れない代物だったからです。それでいて、1年のほとんどが摂氏30℃(華氏86°F)以上の気温の土地柄だったので、飲み水を常時備えていること(always being equipped with drinking water)が意外にも(unexpectedly)大切だったからです。

 

私たちはその給水冷蔵庫から毎日水を大型のプラスチック製のコップ(a plastic cup)になみなみと注いで(★問題-4)教室に向かって重いバッグを背中に背負って(carry a heavy bag on my back)、部屋を出て行っていたものでした。

 

★今月の問題★

英語でどのように言うでしょうか?

 

1)  共用  

2)  備え付けられている

3)  地元の人  

4)  (水を)なみなみと注ぐ

 

 

答え: 1)for common use  2) be equipped  3) local residents  4) fill a cup to the brim with water

<次回に続く!>

串田 美保子
関東学院大学法学部教授
アリゾナ州立大学大学院英語科修士課程終了、MA(英語学修士)。サンダーバード国際経営大学院卒業、MBA(経営学修士)。専門は英語教授法、応用言語学、言語政策。 主に、英語の習得方法と教授方法を研究。現在、関東学院大学法学部教授。国際ロータリー財団奨学生選考委員。
  • 初級編
  • 中級編
ページトップへ