英語を話す100のヒント

2012/11/20
【4】TOEIC®の問題集はこう使え!
英会話上達研究会

TOEIC®問題集の効果的な使い方

書店はTOEIC®テスト(以下、TOEIC)対策の本であふれています。訪れる度に新しい本が積まれています。

 

ところで、そのTOEICの問題集をどのように使っていますか。ほとんどの方が、

 

[1] 制限時間で問題を解き

[2] 答え合わせをして

[3] 間違ったところの解説を読んでチェックし

[4] 次の問題集に進む


というサイクルを繰り返していると思います。

 

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もうこのサイクルを断ち切ってみませんか。英語に大量に触れる、あるいはストラテジーの確認という点では一定の効果があるでしょうが、できる問題とできない問題をただより分けているにすぎないとも言えます。

 

 

ここに決定的に欠けているのが「英語力強化トレーニング」なのです。次々と問題集を渡り歩いても、期待するほどの成果は得られないと断言します!

 

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まず、信頼に値する問題集1冊を徹底的に使いこなす、つまり「消化する」ことが目的です。問題集には書き込みはいっさいせず、解答はマークシートのコピーなどを使います。答え合わせは正答のリストから行ない、そして解説は読みません。解説を読むのをできるだけ先送りにするのがポイントです。

 

TOEIC®問題集の使い方<まとめ>

[1] 制限時間内で解く。(1回目)

 

[2] 同じ問題を時間無制限で解き、納得の行く解答を出す。辞書は使いません。(2回目)
     このスコアが現状での限界値であり、実際のテストでの当面の目標スコアとなります。

 

[3] 英語力強化トレーニング期間

コラム「TOEIC点数アップ講座【5】TOEICで英語力強化トレーニング」及び

「TOEIC点数アップ講座【6】TOEICで英語力強化トレーニング 」を参照

 

[4] 制限時間内で再度解く。ストラテジーのチェックが主な目的です。(3回目)

 なお、次の問題集に移ってよいのはこれを終えた段階です。

 

[5] 1ヶ月または数ヶ月後に再度制限時間内で同じ問題を解く。(4回目)

こうすれば、たった1冊の問題集でも、あなたの英語力をグッと底上げできるはず。ぜひ頑張ってください。

英会話上達研究会
様々な英会話教材、英会話スクール、書籍・参考書。どの学習法が効果的でどの方法が遠回りなのか、もはや個人の英語学習者には判断ができないほどの学習法が氾濫しています。これを私たちの主要構成メンバーである大学教授・ネイティヴ米講師陣が中心となり、本当に価値のある効果的な学習法のみを見極め、" 真面目な努力家" であるにも関わらず、勉強の方向性を間違えたがために今まで英語で苦労してきた英語学習者の方に、正しい英会話の上達方法の情報提供を行なっています。
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