英会話上達のコツ

2013/12/06
おもてなしで使う英語

やりましたね!東京オリンピック!!オリンピックが大好きなモモスケ、賛否両論は置いといて、東京で開催されることに大興奮です。英会話をバンバン練習して、皆さんも外国からのお客さんをサポートするボランティアとして一緒にオリンピックに参加しましょう!

 

さてオリンピック招致のプレゼンの際に最も象徴的だった言葉は、何と言っても滝川クリステルさんの「お・も・て・な・し」でしょう。モモスケが美人好きのオッサンだからではなく、多くの方も象徴的に感じたのではないでしょうか。この「おもてなし」ですが、滝川さんのフランス語を英語で解説しているページを見つけました。

 

それによれば

 

Japanese TV presenter Christel Takigawa spoke of Tokyo's “selfless hospitality,” (後略)

http://m.nbcsports.com/content/tokyo-wins-2020-olympics-over-istanbul-madrid より引用。

おもてなし = selfless hospitality

 

とのこと。

 

滝川クリステルさんのプレゼン(YouTube 音が出ます)

 

 

ただの hospitality ではなく、selfless hospitality  だそうです。

selfless は self が less している状態なので、「無私無欲の」「私心のない」といった意味です。なるほど。

 

更に調べてみると、「おもてなし」は omotenashi という言葉としてすでに英語圏では使われはじめている、という記述も見つけました。残念ながら確認は取れていませんが、「武士道」= bushido みたいな感じかもしれません。

 

「実用・現在用語和英辞典」によれば、omotenashi を説明する秀逸な表現がロサンゼルスで発行されている新聞に掲載されているとのこと。

 

"Omotenashi is a traditional Japanese way of hospitality with the most dedicated and exquisite manners. It creates an ambiance of tranquility and relaxation where guests will experience unforgettable moments at ease."

(ウェブサイト「実用・現在用語和英辞典」より引用) 

 

 

 

 

読みやすいように語注を付けてみました。

 

■語注

dedicated 献身的な(形容詞)

exquisite 非常に美しい 申し分ない(形容詞)

ambiance  雰囲気(名詞)

tranquility 落ち着き 静穏(名詞)

at ease 気楽に くつろいで

 

30日間英語脳育成プログラムでお馴染みの「聴順直脳訳」方式で、なるべく文頭から意味を把握していきましょう。

 

"Omotenashi  is   a traditional Japanese way of hospitality 
おもてなしは、   伝統的な日本のホスピタリティーの方法です
with      the most dedicated and exquisite manners.
(それは)  最も献身的で、  申し分のないマナーなのです。
It creates       an ambiance of tranquility and relaxation
それが作り出すのは、 落ち着きとくつろぎの雰囲気で
where guests      will experience       unforgettable moments at ease."
そこにいるゲストが   経験するだろうことは、  忘れることのないくつろぎの時間なのです。

 

多少日本語を足していますが、こんな風に文頭から順に意味を捉えれば、難なく概要は理解出来るはずです。

 

 

ご参考までに上記サイトに載っていた訳文は

 

「おもてなしは、もっとも献身的で、もっとも洗練され上品なマナーによる、日本の伝統的なホスピタリティの方法です。それは、穏やかさとくつろぎの雰囲気を作り出し、忘れることのできないくつろぎの時間をゲストは経験します」

 

となっていました。このサイトには他にも様々な「おもてなし」の英語での説明が掲載されていました。ぜひ読んでみてください。


<おまけ>

滝川クリステルさんと言えば、昨年モモスケがフランス出張に行った際、成田からパリまで、空港から飛行機までずっと一緒でした。別にご同行したわけでもありませんし、後についていったわけでもありません。ただの偶然でした。彼女はテレビで見るよりずっと小柄で、それはそれはスゴイ美人でした。「ああ人間とは何と美しいものか!」と感じたほどでした。

 

 

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